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編著:松浦 啓一
ページ数:224
サイズ:A5
発行年月:2012年04月
出版社:東海大学出版部
黒潮が南から北へベルトコンベヤーのように魚類を運搬すると同時に、魚類の分布を分断する障壁にもなっているという仮説を探る。
目次
まえがき
第I部 黒潮流域の魚類相
第1章 黒潮と魚たち
Box1 琉球列島と南西諸島
Box2 浅海性魚類の分布とプレート
第2章 黒潮が育む鹿児島県の魚類多様性
Box3 幻の魚、クマソハナダイの謎
第3章 黒潮と高知県の浅海魚類相
第II部 ベルトコンベヤーと障壁
第4章 黒潮による分断と移送-トウゴロウイワシ類と黒潮
第5章 アカハタにおける進化の歴史的変遷
第6章 東アジアにおけるキチヌの外部形態と遺伝的集団構造
Box4 中国大陸沿岸から宮崎県にやってきたアジ科魚類
第7章 黒潮が運ぶボウズハゼ-熱帯淡水性魚類の両側回遊
Box5 両側回遊
第III部 黒潮と魚類の種分化
第8章 黒潮沿岸と内湾の「ペア種」とその歴史
第9章 マンボウ研究最前線-分類と生態、そして生物地理
第10章 もっとも幼形進化的な魚類-シラスウオ類の隠された多様性
謝辞
用語解説
索引
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