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琵琶湖博物館ブックレット 9 ビワコオオナマズの秘密を探る

1,650円

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著者:前畑 政善 ページ数:128 サイズ:A5 発行年月:2019年02月 日本最大のナマズであるビワコオオナマズ研究の第一人者が、その生態を詳述。とりわけ、琵琶湖北部で産卵するものと思われていたビワコオオナマズが実は南湖の瀬田川近くで産卵する現場を発見したことから、産卵時期の真夜中の観察が続けられた。時には不審者に間違えられつつも、事実を隠しとおし観察を続けその実態を本書で明らかにする。 ところが、ビワコオオナマズも近年は他の生物と同様漁獲は減少し、生育環境の悪化は決して安心していられるものではない。80年代には1か所で約200体のナマズが捕れたという話はまさに遠い昔のこととなった。一方、外来魚の繁殖でナマズの敵であったタマゴを狙う小魚も減少し、今や生態系の変化とともにビワコオオナマズの産卵場も変化してきた。ビワコオオナマズの大産卵を見て以来、ナマズ類の産卵観察を趣味としつつナマズを通して、環境とヒトの関係性にいたるまで論を進める。 目次 1章 ビワコオオナマズってどんな魚? 2章 ビワコオオナマズの産卵 3章 大変です!ビワコオオナマズ 4章 ビワコオオナマズの最大の敵 5章 ビワコオオマナズの繁殖戦略 6章 ナマズの生育と繁殖 著者略歴 著:前畑 政善 1951年、福井県大野市に生まれ。 1974年、高知大学大学院栽培漁業学専攻・中退。 同年4月から滋賀県県立琵琶湖文化館(淡水水族館)を経て1996年から滋賀県立琵琶湖博物館勤務。 この間、日本産希少淡水魚の繁殖、オオクチバスの生態、ならびに水田魚類の研究に従事。 2002年、京都大学博士(理学)取得。 2011年神戸学院大学人文学部教授。 ※ 送料には発送手数料が含まれています。 ※ 在庫情報の反映は迅速を心掛けておりますが、万一ご注文時に既に売切れとなっておりました際は誠に申し訳御座いませんがご容赦ください。 ※店頭でも販売しております。お気軽にお申し付けくださいませ。

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